なぜネットサービスは雑誌や新聞掲載を強くアピールするのか？

よく、サービスの公式ページを見たときに、「雑誌○○に掲載されました」という情報が載っている場合があります。
賞を獲ったわけでもないのになぜ？と思ったことはありませんか？

実はこのアピールには実は二つの側面があります。
一つは利用しているお客さまや、これから利用しようとする見込み客に対して、雑誌でも紹介されるようなちゃんとしたサービスであることのアピールです。

もう一つは、広告掲載してくれる各種メディアに対してのアピールです。
ネットのサービスの場合、新しいものが多いゆえにどういったものなのかが、イマイチ分からない場合が多いです。
もちろん、広告を買い付ける担当者はきちんと説明するのですが、メディアの担当がピンと来ないと、「うちでその広告の掲載はできないです」となっちゃうわけです。
なぜかというと、掲載できる広告のルールというのが、各種メディアそれぞれにあるからなんです。

なぜ、掲載できる広告と出来ない広告があるのか？

メディアによって掲載できる広告に違いがあるのは、そのメディアのブランドイメージと密接につながっています。
スポーツ新聞に載っているような風俗の広告を全国紙に載せたら、それだけで大問題になるでしょう。仮にきちんとしたサービスに見えていたとしても、広告を掲載している会社がトラブルになったら、「こんな広告を掲載するなんて！」ととばっちりを受ける可能性が凄く高いです。

そういう事情から、広告掲載できるものにはルールが存在しています。
例を挙げると、新聞＞雑誌＞週刊誌といったように掲載の難易度がありますし、
WEBの世界でも、大手メディア＞一般メディア＞アダルトメディアといったように、規模やカテゴリによって、広告の掲載しやすさに違いがあります（あくまでも一例です）。
例えば、婚活系のサービスといいながら、スポーツ新聞や週刊誌にしか広告が掲載されていないのでしたら、中身は出合い系サイトとたいして変らないでしょう。

google、yahoo、Facebookの広告の有無は重要なポイント

google、yahooなどの検索結果や、SNSの中に出す広告というのは実はなかなか条件が厳しく大変なものです。
真面目なサービスを展開していても、掲載が難しかったり、きちんと広告の審査を行わないと掲載できないものばかりです。
全世界にサービスを提供しているので、基準も世界レベルの厳しさといって過言はないでしょう。

基本アダルト色のあるものは全く掲載できないです。
「googleで18禁と書いている広告があるじゃん」と思うかもしれないですが、これは「エロいサービスではなく、18歳以上対象のサービス」という意味です。
なので、普通の婚活系のサービスに普通に18禁と書いてあっても、全くいかがわしいサービスではないことを理解してください。

google、yahoo、Facebookに広告を掲載しているサービスは、それだけで一定の信頼度を持っていると思ってよいでしょう。

スマホアプリであるという事

スマートフォンアプリの審査というのはものすごく厳しいといわれています。
iosアプリなどは、作って審査をしてもらって実際にリリースされるまで、やり直し、やり直しばかりで数ヶ月掛かったという話も、昔はあったぐらいです。
つまり、中をしっかりと見られているといる（特にios）上に、少しでもルールに外れると容赦なく削除されてしまうという特徴があります。

また、アダルトは全く掲載できないというのも一つの特徴です。
見つかるとどんな大手アプリであっても消されてしまうリスクがあり、抜け道もないので健全に運用するしかないという事です。
長期間、きっちりとアップデートを繰り返して運用しているサービスというのは、それだけでも信頼度が高いと言えるでしょう。

広告が出ている場所からサービスの質を計ってみよう

例えば、felizという恋活・婚活向けのマッチングサービスがあります。
たまたま広告をFacebook内で見つけたので、他にどんな所を掲載しているのかざっと調べてみたのですが…。

公式ページにも書いていますが「GLITTER」という一般女性誌に掲載されていますね。これは凄く評価が高いです。
他にも大手のASPにも広告を出稿しているのを確認できましたし、女性向けのキュレーションサイトにも広告が掲載されているのを確認しました。

あとは、アプリですが、こちらもきちんとios/Androidともにリリースをされていて、きちんとアップデートもされており、リリースから時間も結構経っています。

これだけの情報でも言える事は、サービスの質は出会い系サイトよりも確実に上という事です。信頼できるサービスといっても過言ではないでしょう。